戸惑った僕は、また会えるよってごまかした。
2005年8月24日 日常
★★★★★
2005/08/24
全6曲
￥1，600
本気なんすね、アンナ嬢。
左足を踏み出すためだけに、右足を踏み出す。
次に踏み出す左足の存在意義も、また同様。
日付が変わるちょっと前に家を出て、久々に川沿いを走る。
何も考えないように、しっかりと眠れるように。
練習もがっつりしたけど、疲れがほとんどない。
睡眠が足りてないこともあって、どこかハイになってるのかも。
目的地は定めずに、ひんやりとした空気の中を一人旅。
花火を楽しむ大学生や、家路を急ぐサラリーマンを横目に。
気付けば、見覚えのあるゴールマウス。痛いなぁ自分。
冷たいお茶を飲みながら、見えるはずのない残像に目を凝らす。
『行きは良い良い、帰りは怖い』なんて、よく言ったもので。
足は痛いわ雨は降ってくるわで、復路がもっそいしんどい。
息も絶え絶え、這いずりながらなんとか帰宅。
おぉ、確かに何も考えずに眠れそうな気がする。
左足のかかとが痛む。
絆創膏はもうない。
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